愛おしい骨 / キャロル・オコンネル
愛おしい骨
(BK1916)
この商品は文庫です
キャロル・オコンネル。務台夏子訳。創元推理文庫。2010初版。Bone by Bone. Carol O’connell
美品。
【第1位『このミステリーがすごい!2011年版』海外編】
迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形、著者渾身の大作十七歳の兄と十五歳の弟。ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。家政婦ハンナに乞われ二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、過去を再現するかのように、偏執的に保たれた家だった。夜明けに何者かが玄関先に、死んだ弟の骨をひとつひとつ置いてゆく。一見変わりなく元気そうな父は、眠りのなかで歩き、死んだ母と会話している。これだけの年月を経て、いったい何が起きているのか? 半ば強制的に保安官の捜査に協力させられたオーレンの前に、町の人々の秘められた顔が、次第に明らかになってゆく。
解説=川出正樹
- 著者: キャロル・オコンネル
- 出版社: 創元推理文庫
- カテゴリ: BOOK, 文庫,
- タグ: ミステリ