ジャヴァン / DJAVAN
ジャヴァン
A VOZ – AO VIOLAO – A MUSICA DE Djavan。ボンバ・レコード。2006。
ブラジル音楽の宝。輝かしい才能の開花! 1976年発表のデビュー・アルバム。代表曲「百合の花」(Flor de lis)収録。日本盤。帯付き。日本語ライナーノーツ。MPB名盤。
ジャヴァンについて
本名:ジャヴァン・カエターノ・ヴィアナ。
1947年ブラジル北東部のアラゴアス州マセイオ生まれ。
ビートルズのポール・マッカートニー に憧れ、地元でバンド活動を始める。18才から作曲を始め、1973年、リオ・デ・ジャネイロに進出、75年のサンパウロで行われた国内の大きな音楽フェ スティバルで自作曲「ファト・コンスマード」が2位入賞したことでレコード契約、翌76年にファースト・アルバム「声、ギター、音楽」をリリース、プロ・ デビューを飾る。
シンガー、そしてソングライターとしてその才能に大きな注目が集まったのは、78年にEMIブラジルからリリースしたアルバム 「ジャヴァン」の中の「アリビ(アリバイ)」という曲が、人気女性シンガー、マリア・ベターニャに取り上げられ、彼女のアルバム「アリビ」が空前の大ヒッ トを記録したことに始まる。そして、彼の曲はガル・コスタら多くの人気シンガー達に競って歌われるようになる。EMIより「アルブラメント」、「セドゥ ジール」とヒット・アルバムを発表後、82年、CBSと契約、アメリカに進出する。
同年、L.A.にて「ルース」を録音。スティービー・ワンダー の他、ロニー・フォスター、ヒューバート・ロウズらアメリカ音楽界のポップスとジャズ/ フュージョン界の人気アーティスト達が参加、洗練されたサウンドと、ジャヴァンの伸びのある澄んだ高音のヴォーカルが絶妙にマッチし、世界中で大ヒット、 ジャヴァンをスーパースターの座につかせる。
84年に再びL.A.録音の「リラス」をリリース、全米、そしてヨーロッパ・ツアーも行い本格的に世 界マーケットでの成功が始まる。「リラス」以降も年一枚のペースで世界市場に向けたアルバムを発表。アメリカ音楽界でもマイケル・フランクス、リー・リト ナー、マンハッタン・トランスファーなど多くのジャヴァン信奉者を持つに至る。
90年代に入ると再びブラジル色を強めたアプローチを行い、89年 「ジャヴァン」、94年「ノヴェーナ」を本国ブラジル録音、注目の若手セルソ・フォンセカらとも共演。99年には20年を越えたキャリアで初のライブ・ア ルバム「アオ・ヴィヴォ」を発表。本国では空前の大ヒットとなり、現在もなお最重要アーティストであることを証明した。(日本コロムビア公式ページより)
Track listing
- 1. Flor De Lis
- 2. Na Boca De Beco
- 3. Maca Do Rosto
- 4. Para-Raio
- 5. E Que Deus Ajude
- 6. Quantas Voltas Da Meu Mundo
- 7. Maria Das Mercedes
- 8. Muito Obrigado
- 9. Embola A Bola
- 10. Fato Consumado
- 11. Magia
- 12. Ventos Do Norte